2009/02/24

ご注文ありがとうございます。


先日DMを発送しましてから早くも新規のお取引依頼やご注文を頂戴しております。本当にありがとうございます。
このクルーザーは、業界からは敬遠されがちな自転車です。何故か?って
それはハンドル幅は長い、錆びる、重い、そんなイメージがあるからです。
私の記憶が正しければ80年代、プラザ合意後の円高によりアメリカからの輸入物がどっさりと日本へ入ってきた頃です。アメリカ文化が一気に日本に流出し古着やらスケボー、サーフィンなどの横のりスポーツやら
当時の若者に広まったわけです。

その時に同時に入ってきたのがBMXやビーチクルーザーなのです。ビーチクルーザーってよく砂浜を走れる自転車と勘違いしてる方が多いですが本来はベニスビーチ、ロングビーチ、などカリフォルニアの地名から来ており,そこでよく乗られていた自転車と言う意味が多いです。ビーチのすぐ脇に、インラインスケートやジョギングが出来る道路があるからそこを走る自転車なのです。

錆びる事に対して当然違和感があるのが日本人です。特にカリフォルニアでは乾燥した気候でありますから
錆びにくい事は事実です。しかしやはり潮風が吹きますので、錆びる事も当然あります。アメリカの方がたは、そんな錆びの事など気にしていません。錆びないようにオイルを吹きつけたり、自分でメンテナンスもします。昨今の日本人にメンテナンスを常にしてる方は少なくなったと感じませんか?いつの間にかメンテナンスをする習慣が無くなってきてるのです。メンテナンスをしないで、品質が。。。なんか言ってる場合もあると言う事です。私は常にメンテナンスをしています。オイルを差し、磨いてやり、綺麗になった自転車を乗るのは非常に楽しい物です。
また錆びを風合いだと言う方もいます。アメ車なんだから錆びが出て、塗装にキズがつきやれてきた感じがイイと思ってる方もいます。自分なりの楽しみ方を見つけていくのが楽しいのであります。

自転車はある意味何でもいいと思います。その愛着ある自転車をメンテナンスをし、自分なりにカスタマイズをし、時には色を塗り替え、自分の自転車を自分なりの楽しみ方で楽しむ事をもっと考えてほしいな~~~って思います。クルーザーは西海岸を感じられる乗り物です。例え日本と言えどもちょっとしたアメリカを感じられる乗り物です。ライフスタイルを大事に考えるとこんな自転車も

あると思います。

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